星野富弘展
先日行った、星野富弘展。
星野さんは、体育の教師だったが
授業中に怪我をしてから、
全身不随になってしまった。
絶望の淵をたぶん何度も越えながら
あるとき、退院する人への
寄せ書きを、口にペンを加えて書いたのが
きっかけとなり、
その後、一番身近にある命あるもの
病室の花を何時間も掛けて描いた。
いつしか、その横に
言葉を添えてみたくなり、
今のスタイルになったそうだ。
花を描くというより
描かせてもらっているのだと言う。
その時々で、気になる詩が違うのだけど
今回は、「しおん」という作品が
お気に入りになりました。
ほんとうのことなら
多くの言葉はいらない
野の草が
風にゆれるように
小さなしぐさにも
輝きがある
* 東京国際フォーラム相田みつを美術館にて、星野富弘・相田みつを展
2008年1月20日までと、1月22日から3月2日まで開催。
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コメント
恵美さんあけましておめでとうございます。
今年もいっぱい美声を聴かせてください。
星野さんの随筆「花の詩画集」を小学校6年か中学1年の時国語の教科書で習ったことや、受験の時叔母から星野さんの絵が入った絵葉書を貰ったこと、更に腰の手術をした時に隣に入院していた人が、星野さんの絵(葉書)を見せながら私を励ましてくれたことを思い出しました。
今度恵美さんのコンサートに東京へ行く時、ぜひ観に行こうと思います。
投稿: アワビくん | 2008年1月 3日 (木) 17時28分
是非訪れて見て下さいね。
自分との対話の時間が始まるかもしれませんよ。
投稿: emi | 2008年1月 3日 (木) 22時35分
星野さんの絵からはいろいろな思いが感じられ、また癒されますね。色彩のないペン 画も私は好きです。体の健康も大事ですが、心の健康も大切ですね。星野さんの絵と、そう、もちろん恵美さんのカモミール は効果ありますね。
投稿: Kou | 2008年1月 4日 (金) 00時35分
恵美さん新年おめでとうございます。
私の恵美さんファンもそろそろベテランの域に
入ってきたのかなぁ・・でも新鮮でいつまでも
変わらず可愛い恵美さんの歌には飽きることが
ありませんものね。今年も活躍期待しております。
投稿: ペコ | 2008年1月 4日 (金) 15時01分
この詩、ずしんと響きます。
そしてそうありたいですね。
本物とは大袈裟過ぎる、また機会があればほんとうの作品作りが出来ればと思います。
投稿: 大城英司 | 2008年1月 4日 (金) 19時58分
今年も宜しくです♪
私的に「心の輝き」の歌の世界を感じました(^-^)
投稿: ならぽん | 2008年1月 5日 (土) 14時42分
(註:御返書は求めマセン)
『心の輝き♪』が収められたCDを発売直後に購入して
拝聴した折には、
「やや教条主義的な詞だなぁ…」という感が有りました。
ところが最近、感じかたが変わったのです。
「思いやりの深い、優しさを含んだ歌詞だなぁ…」と感じています。
理由を探して、ことばに表すこともできましょうが、しないでおきます。
星野さんについて恵美さんは三年前に高田馬場のライブハウスで語ってらっしゃいましたね。その時は「(氏については知ってるし、僕は体調を崩して絵心を発揮できなくなったのさ、そんな話をわざわざしないでくれょ)」という気持でした。
このようにブログなどの形で伝えていただくと同じ話でも感じかたも素直になります。
ところで、
こころ・心・ココロ……表記は何種類か在りますけど、僕は年齢のせいか、最近よく見掛ける〈ココロ〉という表記には馴染めないのです。
〈ココロの輝き〉じゃなくて
『心の輝き』
で妥当でしたネ。
投稿: 藤棚 | 2010年10月26日 (火) 21時48分