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村上アナウンサーとサヘル・ローズさん


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NHKラジオ「ラジオビタミン」のパーソナリティの
村上信夫さんからお誘い戴いて
サヘル・ローズさんとの、トーク・ライブに行って来ました。

以前に何度か、NHKラジオで
サヘルさんのお話を聴いて
非常に感銘を受けたので、
村上さんにメールをしたら、
「今度、トーク・ライブやるから良かったらどうぞ」
ということに・・・・

サヘルさんは、イランで生まれ
4歳で空爆に会い、孤児になってしまいましたが
ボランティアの女子大生フローラが
彼女を引き取ってくれました。
ある事情から、10歳頃に二人で日本にやって来ました。
しかし極貧うえ、公園での生活だったり
いじめにあったり・・・自殺を考えたり・・・・

様々な経験をして行く中で
生かされていることに、気づき
日々感謝して、今は女優として活躍されています。

彼女の生い立ちが戦場から女優へという本になっています。
是非、読んでみて下さい。


血のつながらないフローラとの
愛情が素晴らしいのです。

実際にお会いしても、非常にピュアで腰が低くて
礼儀正しくて・・・そしてたまに面白い日本語が
飛び出てきますが、そこがまたチャーミング。
25歳とは思えないくらい、しっかりしているサヘルさんです。

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もうひとつの虹の橋。

ねこさんが旅立ってから、今日で2年・・・・・

もう、2年も過ぎたんだなぁ。

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いまだに、思い出すと懐かしさで自然と
うるうるしてしまう事はあるけど

悲しい思いで、すがったりはしない。


2年前、ある方から
もうひとつの、虹の橋のお話を教えてもらった。

「虹の橋 雨降り地区」というお話。

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。


こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。

動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。

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ねこさんから、もらったたくさんの宝物。
そして、旅立った後もいまだに
目に見えない、大切なものを
気づかせてもらっている


そのたび、私は
ありがとう・・・・・を贈っている。

雨に濡れて、震えないように・・・・

元気に走り回っていて欲しいからね。

そして今日は、お花とごはんもプレゼントするよ。

ねこさん、ありがとう。

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詩と歌と手話と

14、15日と2日間で3箇所のコンサートをしてきました。

14日は、以前から頼まれていた、
ある中学校でのコンサート。
熱心なPTAのお母様からの依頼で、実現にこぎ着けました。
お母様がたは、OMOIYARIのうたの手話を全部覚えてくださり
一緒にステージに参加してくれました。
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(先日かやぶき堂から、タペストリー戴いて使わせて戴きました)

生徒さんたちは、敢えて曲は聴かされず
事前に歌詞を題材に、授業をしたそうです。

いままでにない、試みでした。

そして15日昼は、メンバーとKuniyが加わって
別の中学校でのコンサートもやりました。
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こちらは、この日の夜行われるコンサートを
企画して下さった、水内喜久雄さんのお子さんが
昔、教えてもらっていた先生がいらっしゃる学校です。

水内さんも20年間教師をされていましたが
現在は、詩を集め編集し出版されるお仕事
その数は150冊以上。


そして、「夢ぽけっと」という詩集の図書館もされていたり
朗読会などをさまざまな場所で、開催されたり
新聞の連載コラム持っておられました。

私も、昨年中日新聞の連載の取材をして戴き
その記事をまとめた
「ステキな詩に会いたくて~54人の詩人をたずねて」
という本に、載せてもらっています。

ということで、水内さんの活動は多岐に渡っておられます。
手話に関連する本も出されていたりするので
今回は、「詩と歌と手話」という企画の
コンサートになったのでしょう。


夜のコンサートは
童謡、英語の曲、オリジナル曲を交えながら
間に、朗読を挟み進行してゆきました。

途中で、水内さんとのトークがあり
客席からの質問コーナーも用意され
幾つか、答えさせて戴きました。


その後、Kuniy登場。
みなさんに、たっぷり手話歌の世界を観て戴きました。
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うりんこ劇場は、ステージが一番低く
客席が階段状に高くなってゆきます。
その階段のような客席にたくさんの方が
ぎゅうぎゅう詰めで座られていて
みんなが近くって、とても一体感がありました。


アンコールで水内さんからKuniyへのお願いがありました。


事前に参考資料で差し上げていた
Kuniyが出演している「心の輝き」のDVDを
何度も観られて、ある時ふと音を消して観たら
音のない、Kuniyの映像が違った意味で
とても素晴らしかったので、
今日、ここで音なしでソロでやってみてくれないか
というお願いでした。
アカペラならぬ、手話アカペラ(←あってるかな
ってことでしょうか?

Kuniyにとっても初めて試みでしたが
手話がとてもキレイだということで
「こころおと」のオリジナルの「時計草」を
選んで、やってくれました。

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たくさんの人がいるのに、シーンとした無音のような空間。
手の先や表情にいつも以上に気を配る
繊細な手話は、まるでKuniyだけに見えてる妖精と
お話しているみたいな、神聖なものに感じ
皆一様に、息を呑む瞬間でした。
終わってからは、涙している人もちらほら・・・・


これも新しい試みのひとつでしたね。

久々にKuniyと共演できて、
「やっぱり、きれいな手話だな~」と感動いたしました。
また、一緒に出来る時が増えるといいな・・・

あっ、そうそう12/24(金)の東京・内幸町ホールの
クリスマスのコンサートに、ゲストとしてKuniyが参加してくれることが決まりました!
是非、観に来て下さいね。


コンサートは終了後のサイン会で、CDが売り切れるほど大盛況でした~

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最後に、水内さんを囲みボランティアでお手伝いして下さった皆さんと
記念写真を撮りました。皆さん、お疲れ様でした。
また、是非この企画実現できたら嬉しいです。

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2010年 かやぶき堂ライブ

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(↑入口を勝手にデコレーション・・・すいません

10月10日、関東は前の日からの雨が降り続き
夕方まで、雨の予報。
かやぶき堂のある、茨城県鉾田市は
大雨・洪水注意報まで、出ていました。


かやぶき堂まで、足を運んでくださる
お客様の足元が、心配で心配で・・・・

「何とか、前倒しで雨がやんでくれないかな~」
と、ずっと願っておりました。

その甲斐あってか
午前中、家を出発する頃から、
雨がやみ、かやぶき堂近くになる頃には
なんと、日差しも出て来ました。


阿蘇の時のようにはならないかな?
・・・・・とは言っても今日は屋内なんですがね。

結果的には、一度も雨が降ることもなく
お客様を迎え入れることが出来ました~

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1部を担当した、小松原さんは
「僕は、晴れ男なんで」とMCで言ってました。

私も晴れ女だと思っていたんですが・・・・

でも、ライブの時は大概一緒なので
どっちの効果かわかりませんね。


かやぶき堂ライブは今年で、7回目の出演。
小松原さんは、10年以上だそうです。

今回は年月の流れを感じました。

かやぶき堂の菅谷さんのお孫さんが
初めてライブを見てくれたのです。

まだ、2歳(みんみん)と3歳(しーたん)なのに
この日は特別に、夜のライブ時間に合わせ
たっぷり、お昼寝をして準備万端!!

「絶対に見るっ!」て、この日を楽しみにしてれていたんですって。


一年前のライブのDVDを毎日見て
OMOIYARIのうたも完璧なんです!

リハーサルの時、二人は真正面に座り
手話したり、踊ったり・・
楽しませてくれました。

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本番の、Daydream Believerで
みんみんの悩ましい腰振りダンスに
気がついたお客様は、微笑んでいましたね。

いや~和みました。

二人とも、最後までおとなしく聴いてくれていましたよ。
すごいですね~

今年も、恒例の釜で炊いた
新米のおむすびが振舞われ

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ステージには、菅谷さん手書きの                    
タペストリーが飾られました。
(今年は OMOIYARのうたの歌詞の一部でした)
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最近は、来て下さるお客様が
菅谷さんに手土産を持って、いらっしゃることが
とっても、素敵だな~って思います。
普通は主催者に、手土産を持ってくるライブって
そう、あるものではないのですが
毎年通う方は、菅谷さんの心遣いの素晴らしさがわかり
ついつい、持って行きたくなるんだな~と思います。
なんだか、親しい親戚の家に行くようなそんな感覚。

出演者を超えて、菅谷さんとお客様の
そんな交流も、また嬉しいものですね。

私たちもたくさんの差し入れを戴きました。
みなさんありがとうございました。
その中で菅谷さんのお友達から、
「打ち上げで食べてね」と

土鍋に入った、プリン・アラモードを戴きました。
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目玉焼きや、なると巻きが、すごいでしょ~う?
くだものやスポンジで工夫されています。
見た目もいいけど、プリンがすご~く美味しかったんです!

今年も里帰り出来たな~って
思えるようなほっこりした一日でした。

ライブが終わって、恒例の
いろりを囲んでのお客様との交流会。

そろそろ帰ろうか・・・・・となったのが
夜中の2時でありました。
(宇戸君は、この時おむすびを食べ始めました

皆さん、本当にありがとうございました
そして、お疲れ様でした~

恒例の記念写真(菅谷夫妻と、メンバーと)
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秋の薔薇

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最近、道を歩いていると金木犀の香りが
ふいに、する時があります。
長い夏が続きましたが、
自然界は、静かに秋へと向かってくれているのですよね。


我が家のオールド・ローズのハンザちゃんも
「9月になっても、暑いな~」なんて
人間がつぶやいている間に
ちゃんと、秋の蕾をつけてくれていました。

それを見つけた時は、思わず
ありがとう~!」って言ってました。

しかし、最初の蕾が開いた朝
私は旅に・・・・
「戻ってくるまで、咲いててね」と頼みましたが
東京のお天気が雨と風が強かったようで
ひと晩で散ってしまってました。
悲しかったな~

だけどその後も、すこしづつ蕾が出来ては
順番に咲いてくれています。
毎日、ベランダに見に行くのが
ここ最近の楽しみです。

何にも、手をかけてない
へっぽこ園芸の私にも
こうやって、咲いてくれることが
本当に有り難いです。

そして、最近は
カモミールが再び芽を出し始めました・・・・

こちらも、今後楽しみです。

今年の夏は本当に水やりが大変ではありましたが
あまりの暑さに、虫も出て来なくて
その点では、被害がなくて良かったです。

今日、明日と全国的に雨のようですが
どうぞ、風邪などひかないように
気をつけて、お過ごし下さいね。



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阿蘇コンサート~音旅(おんたび)~ 無事終了。

いや~、めまぐるしく変わるお天気でした

午前中のリハーサルから、ステージのテントに吹き込むような雨。
13時からの開演でしたが、予報では、13時が雨のピークとか。
荒天気中止となっていましたが、何とかやりたい!
というスタッフや出演者の思いで
14時に開演をずらすことになりました。


案の定、13時から雨はひどくなり、
大きな雷の音も聞こえてきました
これじゃ、お客様が観ているのは大変。
やっぱり中止かな・・・・・と思ったくらいです。


それが14時近くなったら、いきなり雨がやんで
日差しまで出てきたのです!

予定どおり、14時から
ばんばひろふみさん、杉田二郎さんと
ステージが進み、私の番になりました。
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一曲目のimagineでは、日差しがまぶしいくらいでした。

2曲目ひだまりの詩。


実は以前、阿蘇のアスペクタに出演したときも
天候が不順で、他の方たちの出番のときは
すごい雨が降っていたのに、
ひだまりの詩になったら
いきなり晴れたことがあって、
その時のお話をさせていただきました。


しかし、このMCをしてるちょっとの間に
空が暗くなって来たのがわかったので
早めにひだまりの詩へ。


歌い終わって、空は今にも崩れそう・・・・

3曲目、OMOIYARIのうた。

途中からざわざわ・・・・
雨がポツポツきたので、お客様が一斉に
レイン・コートを着始めました。
2番を歌うころには
ザ~ッと降り始め、今度は一斉に傘の花が。

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ここ数年私は、晴れ女です。
昨年の愛媛の海岸でも
100%の降水確率の予報の中
こんな快晴あるか!ってくらい
晴れましたし・・・・

しかし、恐るべし阿蘇の天気
瞬時に変わります。

トリのビリー・バンバンさんは
どしゃぶりの中、歌われていましたが
お客様も傘さして、立ち上がり
盛り上がっていました。

アンコールは出演者みんなで、
「白いブランコ」と「あの素晴らしい愛をもう一度」
をやりました。
芝生の会場で、足元もグチャグチャだったと
思いますが、最後まで残って
一緒に盛り上がりながら、くちづさんでくれている
お客様の姿を見ていたら、感動して
泣きそうになってしまいました。

そして、みんなが一緒に歌える歌が
何年たっても、生き続けているって
すごいな~って思いました。
みなさんの顔が笑顔で幸せそうだったから。

どしゃぶりだったけど、温かいお客様に支えられて
本当に楽しかったです。

アンコールの頃、雨がやんだのも素敵です。
阿蘇の神様のちょっとした演出かな。
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久しぶりにお会いした先輩がた。
みなさん、本当に気さくで楽しい方ばかりです。

大好きな阿蘇で、音楽も食べ物も満喫出来た旅でした。
またまた、日向かぼちゃとスイートコーン買っちゃったぁ
物産好きでありますなぁ・・・・  
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初めて見ました!天然水・阿蘇バージョン。
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阿蘇で〜す

阿蘇で〜す
明日のコンサートのため、阿蘇に来ています。

空気が美味しい〜

天気が心配だけど、大好きな阿蘇で、楽しみです。

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