みなさん、コメントありがとうございます。
ここに集っていらっしゃる方達は、
とりあえず無事でいらっしゃるようで、安心です。
しかし被災地の方がたにおきましては、
ここに集う余裕などはない状態です。
どう過ごされているのでしょうか?本当に心配です。
デビュー当時にとてもお世話になった、気仙沼の方達。
あの、のどかな海の町が、見る影もないほどの姿に・・・・
いまだに信じられません。
かみつれ雑貨店にお便りを寄せて下さる
リスナーの方達・・・・
今は、ラジオも聞けない状態かもしれません。
みなさん無事でいてくれたら。
有線まわりで出会った東北のモニターさん
コンサートに来て下さったファンの方々
キャンペーンでお世話になった、方々。
ご無事なのでしょうか?
日々の報道を見るにつけ、心がえぐられる思いです。
無念にも命を落とされた皆様には、
心よりお悔みを申し上げます。
そして私たちの日常も、
放射性物質、余震、新たな地震、停電、電車の運休、物資不足・・・
様々な不安が、次から次へと襲いかかってきています。
街に出ると、灯りは少なく、静かです。
スーパーへ行くと、薄暗い店内に
品物も少なく、ガラ~ンとした状態。
いつもの「あたりまえ」だったことが
どれだけ、「ありがたい」ことだったのか・・・
不便を感じるごとに、感謝が益します。
生かされていた、生かされていると・・・・
いや、いや、まだまだ足りないかもしれません。
私たちは知らないうちに随分と
傲慢になっていたのですよね。
大いなる自然に対して、あたかも自分たちが
操っているかのように、
豊さとは心を幸福にして
行かなくてはいけないはずなのに
もっと欲しい、もっと、もっと・・・
次から次へと求めるばかり
反対に、心はどんどん貧しくなって行く。
自分意外の人の事も、住まわせてもらっているこの地球へも
いつの間にか、思いやりが薄れていた。
「今回の津波も原発も想定外のことだった」と。
自然を前にして、「絶対」なんてありえない。
人智では計れないということです。
もし「絶対」があるとしたら、
それは自然に対する畏敬の念。
そう思いました。
そんなふうに、反省をしながら
被災地の方々の姿を見て
非常に感動しています。
世界では、被災に遭いながらも
秩序ある冷静な日本人の姿を
絶賛している報道が目立つそうです。
被災地の商品の少ないコンビニで
お財布を片手に、順序よく列に並んでいる姿。
(海外では、災害のあとの暴動や強盗などありましたね)
少ない食べ物、毛布を分け合う姿・・・
「私より、大変な人はいるから・・・」と
自分の悲しみ、辛さを抑え、他を思いやる姿。
「今は、みんなお互いさまだ」
このお互いさまの思いが、
日本人の美徳、「思いやり」に通じているのです。
被災地でたくさんの「思いやり」を見せつけられています。
世界中の人々が「思いやり」を持ったら
世界はもっと平和になるという
日本青年会議所の「OMOIYARI運動」
(公式テーマソングが「OMOIYARIのうた」です)
過酷な環境の中においても、他を思いやる姿が
世界に発信されていることは
日本人が遠い昔から自然に持っていた
「思いやり」を世界に発信しているということではないでしょうか。
古来から、私たちの先祖は
大自然や神仏に敬意を払い
そうしたものに反する行いをしない
全てのものに神が宿る
あなたにも、私にも・・・
この分け隔てない「お互いさま」から
日本人特有の「思いやり」の感覚が生まれているようです。
(的確な外国語に訳せないそうです)
困難な状況に見舞われて
今更ながら、もう一度
「思いやりの心」がこの時代に
どれだけ必要なことか
被災地のみなさんに、教えて戴きました。
こんな素晴らしい生きざまを見させて戴いて
とても残念な話ですが、
地震の遭った夜、東京では
大勢の帰宅困難者が、徒歩で帰っていました。
渋滞する車の横を歩きながら
車を無差別に、蹴飛ばしたり
コンビニのゴミ箱に、
関係のないゴミが突っ込まれて
入りきれなく散乱していたり・・・
それはそれは、マナーのない
地獄のような状態だったそうです。
被災地で懸命に頑張っておられる方がいるのに
恵まれた、東京の人々がそんなんでいいのでしょうか?
原子力発電所も、都会で暮らす私たちのための
電力を供給するために
遠い福島の方々がリスクを負って
引き受けて下さっていたのですよね。
自分さえよければいい。
という間違った感覚に陥る
都会の殺伐とした、空気感
「思いやりの心」で塗り変えて行きましょう!
まずは私から。
そして、あなたから。
エゴを直さないと、地球はまた崩れてゆく。
そんな気がします。
今、日本はピンチです。
でもピンチはチャンスでもあります。
心を入れ替えて、真に復興した時に
世界のお手本になると思います。
キーワードは全てのものへの「思いやり」
・・・でないと、亡くなった方の死を
無駄にすることになってしまいます。
これは国レベルではありません。
ひとり、ひとりの人間が気づかないと。
・・・・ここ数日そんな事を思っていました。
さて、地震に遭って
親戚、友達などから
「大丈夫だった?」と連絡をもらいました。
こんな不安の事態には、
誰かのちょっとした、励ましの言葉は嬉しいものですね。
そこのあなたも、読んでるだけじゃなく
こんな時は、
「無事ですよ~」とか
「余震怖いけど、頑張って~」とか
(返事に困るような、難しいやり取りは抜きに)
みなさんとこの食堂で、楽しくお互いを支え
乗り越えて行きましょう。
今日は、思うままに書きましたので
随分と長くなりましたが
最後に・・・
地震の日から、余震の不安を抱え
数日過ごしていましたが
ふと、ベランダに出てみると
こんな、状況でも
静かにカモミールが一番花を咲かせてくれました。
すご~く、力が抜けて
涙が出そうになりました。
自然の怖さを見せつけられた日々でしたが
こういう優しさもまた見せてくれます。
被災地のみなさんへ、何が出来るか
すぐにはわかりませんが
まずは今すぐ役に立つことを
して行きたいですね。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
静岡でも大きな地震がありました。
みなさん、余震に気をつけましょうね。
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