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南相馬慰問コンサート その2

そもそも慰問コンサートのきっかけは、
昨年11月に、南相馬市の下の方にあります
浪江町にて、2日間に渡り「OMOIYARI音楽会」を
させて戴いたことからの縁でした。


呼んで戴いた、浪江青年会議所の方たちに
色々とお世話になり、たくさんの人たちや
子供たちとも出会い
温かい時間を過ごさせてもらったのです。


浪江町は、南相馬より放射線量が高く
町の人たちは、現在様々な県へ避難しています。
埼玉方面にも、集団でいらしていると聞き
昨年の恩返しに、もし
何かお役に立てる事があれば
させて欲しいと、お伝えしておりました。

そうこうしてましたら、同じネットワークで
南相馬市へ来てもらえないかというお話が。



「物資も揃って来て、今必要なのは心の安らぎなのです」とのこと。



数日前に、国が「計画的避難区域」と
発表したばかりで
詳しい情報を知らなかっただけに
念の為、線量を調べたりもしました。
東京の10倍という値ではありましたが
数時間いるだけでは、そう問題もなさそうでした。



行く選択もあれば、行かない選択もあるし
それは自由なんですが・・・

お役に立てることがあるなら、今行かないで
いつ行くのかな~

そんな自問もありながら・・・・・「やっぱり、行きたい」


あらゆる心配を考えてくれた事務所にも
承諾を戴き、行かせてもらうことになったのです。



さて避難所である原町第一小学校に到着し
みなさんのいる体育館へ、早速入りました。

テレビでよく見かける、
たくさんの人々が出入りしている、
賑やかな避難所とは違い
とっても、静かな印象を受けました。
(昼間は、仕事などで外出している人も多いようです)

さ~て、どこで歌いましょうか?
と、まずは場所決めです。


出来れば、皆さんと同じ床の延長線上に
身近な距離感で、歌いたかったのですが
体育館のフロア全体が、皆さんの生活の場。
その時だけ、お荷物をどけて戴くのは失礼なので、
エラそうだけど、一段高い
ステージからやることになりました。



スタッフが早速、自前の機材をセッティング
今まで小さな音楽会を、たくさんやって来ましたので
こんな時その経験が生かされて、
本当に嬉しいですね。



出来る限り情報を探して
避難所にいる方の年齢層を
探り、高齢の方が多そうだったので


以前、高齢者施設などで歌った
昔の歌謡曲や古い童謡を多めに・・・・と



そして、20代~40代向け、
小さいお子さん向けを数曲。

幅広く練習して行きましたが・・・・・


さて、この予想が当たるのか・・・・・・?

つづく。

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