香川県では、全校生徒9人の
上西小学校へ行って来ました。
山に囲まれたのどかな場所にある学校です。
出迎えて下さった、校長先生が
こんな話をして下さいました。
ある日車のラジオから
流れて来た歌に、感銘を受けて
急いで車を止めて、題名を書きとめたのが
「OMOIYARIのうた」だったと。
それから、生徒さん達が歌ってくれることになったのです。
二階の窓からは割烹着を来た子供たちが
にこにこで、挨拶をしてくれました。
「給食の時間なの~?」と聴くと
「いいえ、ちょっと作ってるんです・・・」
調理実習か何かかな?と思ったら
後から、私の控えてる部屋にお手紙と
作りたての大学いも、香川県産のみかんが届きました。
学校農園で育てているお芋で
わざわざ、私たちの為に大学いもを作ってくれたのです。
本当に、素敵なおもてなし♪
お味もとっても、美味しかったですよ♪
校長先生が9人だけじゃ、申し訳ないからと
近隣の小学校にも声を掛けてくれました。
その生徒さん達も、この日のために
「OMOIYARIのうた」を覚えてきてくれてました。
ステージで一緒に並んだのは上西小の9人
しかし、9人と思えないくらい大きな声で
隣で歌いながら、びっくりしてしまいました。
音楽会が終わると、上西小の生徒さんが
私たちに向かって、
この日のために、「OMOIYARIのうた」に合わせて
一輪車を使った演劇を、自分たちで作ったので
是非見て欲しいとの、サプライズが!
劇の内容は、一番年下の子が
一輪車が乗れずに、泣いているところから始まります。
上級生が慰め、やがて手を取り
練習に付き合ってあげます。
そして、最後には一輪車を使って
みんなで、ひとつになる・・・
そんなイメージです。
途中、歌をうたいながら手話も入りました。
とっても、よく出来た演劇でした。
本当は上手に乗れる一輪車を
下手に乗る演技も、さすがでしたよ。
そして一番感動したのは、
この9人、本当に家族のように仲がいいんです。
大きい子は、常に小さい子の気配を気にしながら
見守ったり、助けたり
小さい子は、みんなを信頼しながら
温かい眼差しの中で、素直に生き生きと過ごしています。
みんなの周りに、「思いやり」がいっぱいありました。
本来あるべき、人間どうしの在り方みたいなものを
9人の子供たちの姿から、自然と教えられた気がして
思わず先生からマイクをもらって
涙をこらえながら、
感動とお礼の言葉を、伝えさせて戴きました。
いや~本当に、感激でした~
こんなにいい笑顔の子供たちに会えるなんて
嬉しかった♪
また、い~いものをもらっちゃった。
そんな気分。
帰りは、上西小のみなさん全員で
見えなくなるまで、手を振ってくれました。
「校長先生、授業の時間じゃないんですか?」
って聴いたら
「こういうことも、授業の一貫ですから~」
って、さりげなく。
いい先生だな~
こちらこそ、ありがとう。
こちらも、時々見て下さいね。
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